1k≒innocence

散文だったり、アニメ分析だったり。日常が切り取られていく姿は夏のよう。

地方に住まなイカ?

えー方方で横浜帰りたい横浜帰りたいと騒いでいる私です。
いやマジでありえない。車ないと買い物すらままならない。ていうか風強すぎ寒すぎ。
これで明治時代は実は東京より人口多い時期があったとかマジ信じられない。
新潟こわい。川端康成の雪国は英訳するとniigataらしい。

相変わらず仕事はひどいですが、最新製品の売上が俺が一番に上がったってことで少しだけ安心してます。
ていうか上の先輩たち忙しすぎてそこまで手回ってないだけなんですがね。
早く人員増員してくれ・・・


まだギリギリな生活続けてますが、最近私生活についてはいろいろ考えるようになってきました。
都会居住vs地方居住という対比です。

ちなみに僕は実家青森、大学横浜(東京もよく出てました)、現在新潟と超地方-都心-地方都市とそれぞれレベルの違う町に住む経験をしています。
それぞれ未成年・学生・社会人と立場が違うので一概に比較はできませんが、それぞれの場所について社会人として住むことについて考えてみたいと思います。

■超地方に住む。
青森とはいえ青森市なのでそこそこ町といえば町なんだが、フジテレビテレ東は映らず、中高生はみんな同じ店にデートし、電車は一時間に一本あるかないか。セブンイレブンはなく、青森駅前のマクドナルドですら閉店する始末。
車がなければ本気で何も出来ないレベルです。
未成年で他の街に住んだことがなかったので当時は何とも思いませんでしたが、今はもう無理です。
テレビもパチンコのCMしかしてない。

あと人。大して有名な大学があるわけでもないので若い人はあまり入ってこない。国立大も別の市だし。
そして訛りマジできつい。超きつい。そして東京とか関東恐れすぎみんな。
県内からの転校はまだしも県外からの転校生は馴染むの本当にみんな時間かかってたなあ。
地方→地方ならまだいいかもしれませんが、東名阪や地方都市からこの生活に放られたらマジきついと思います。
文化レベルは決して高くはない。

とはいえ飯はマジうまいです。1500円で超新鮮な回らない寿司腹いっぱい食える。ホタテなんて500円玉よりでかい。
あと2chでよくまとめてある夏の風景写真とか余裕でどこでもとれる。空気きれいだし空広いから夕日ガンガン入ってくるし。
新築した高校の校舎は海が一望できて、周りに高い建物が全然なかったからすごい景色きれいだったなあ。

やはりその意味はともかくとして「都心にないもの」で完全に囲まれるのが超地方です。

一人遊びができる人なら結構合うと思うんですよね。
家賃安いから、車さえ買えれば東京に本社のある会社からの転勤で給与余ると思うんですよ。
横浜で1K60000円の家住んでましたけど、青森で60000円だしたら確か2LDKとか余裕で借りれたと思います。
通勤はうちの父親とかはいつも8時くらいに車で家出て余裕みたいでしたね。それでなくとも家会社の近くに借りればいいし。

ひきこもりたい人には魅力的かもしれません。
金と時間はつくれるはず。

■都心に住む
学生時代だったのでいい思い出しかないですが、街もモノも人もとにかく面白い。
地元でネットやテレビの中でしか見れなかったものが簡単に見れたり手に入る環境本当に面白い。
それでなくともさがす楽しみがありとあらゆる場所にある。
いいとこは書くまでもないですね。

会社入ってほんのわすがの期間ですが本社研修してた時期に通勤ラッシュを経験しました。
あれ本気で死にますね。想像しただけで鳥肌です。
横浜の家から田町に通ってたので片道一時間+乗り換えだったのですが、定時上がって家着くのが19時くらい。
電車には朝7時くらいのには乗らないといけなかったので、定時上がりだった当時すら「12時間後にまたあの電車に乗ってるのか」と思うと本気で憂鬱でした。
終電とか死ぬんじゃないかって思ってました。
そして家賃高杉。今更ながらあれやばい。

楽しみのチャンスと引換に通勤時間という多大なストレスと物価の高さに蝕まれる。
実は都会に住むのはそれだけでとてもロックなんじゃないかと思い始めました。

■地方都市に住む
帰りたい帰りたいわーわーゆうとる僕ですが、最近この地方都市に可能性を見出し始めてます。
あらゆる意味で地方と都心の中間である地方都市。東日本なら新潟とか仙台とか札幌とか、そういうところ。大宮もギリ地方都市だろうか。

町は基本的に都心のコピーしつつ、その規模を縮小したような感じ。
相変わらず車は必要だが、電車が役に立たないわけじゃないしバスもそこそこ走ってる。
大学もあるのでまだある程度若い人もいる。
通勤ラッシュに巻き込まれることもまずない。
家賃は地方よりはあがるが、1Kくらいなら都心の2/3くらいで借りれる。

で地方いると時間感覚が変わってきて「車で片道3時間で東京とか近くね?」とか思い始めます。
まあ僕の場合青森が基準にあるんで尚更そう感じるのでしょうが

なので「通勤ラッシュはくらいたくなく、金はそこそこ貯めつつ、ある程度の生活レベルは確保したい」というちょーわがままな条件って実は地方都市なら意外と達成できんじゃないかって思い始めてるのです。
どうしても都心出たい時は少し早起きしてやればよい。そんな毎日行くわけでもないし。


では地方都市にどう働き口を見つけるかですが、地方都市ってメーカーの工場とか本社がある場合多いんですよね。
ヤマハは静岡だし、諸処の食品・金属・素材メーカーも工場は長野や新潟、山梨とかにある場合も多い。
都心からそこそこの場所を選んでこういうところに建ててるわけです。
それと工場って大概定時終わりだったりします。
僕が毎日サビ残21時あがりの一方で、同期で理系院から開発部門入った同期は毎日定時で社食付きの寮に帰宅してます。

なので最近は「仕事でバリバリ働くとかはしたくない、ある程度生活ができればって人はメーカーの工場で地方勤務がいいんじゃねえの?」って根拠もないこと考えてます。
おそらく給与の伸びとかはあまりよくないでしょうが、時間はあるから自分のスキル伸ばすこともできる。
モノを作るということはやはりどういう形であれ何かしらの能力が身につくと思うんですよね。それもコミュニケーション能力()()()()()()とかどうしようもない能力じゃなくて資格とか製品というわかりやすい形で身につく。

やっぱり理系最強なんじゃね?という偏った思想が脳内に蔓延してきたのでこの辺で。
そんじゃーね。