【告知】C94三日目 アニクリ9.5号『リズと青い鳥』総特集号に寄稿いたしました。
かの有名な批評誌、アニクリのリズ青特集号に寄稿させていただきました。
【告知】概ねコンテンツが揃いましたので告知です。
— Nag.@かくしこ"と×3+1 (@Nag_Nay) July 19, 2018
頒布:夏コミ 日曜東“ナ”35a
名称:アニクリ9.5号『リズと青い鳥』総特集号(山田尚子特集号 別冊)
内容:批評23本+掌編小説(募集中)A5版200頁超 800円(予定)
目次はリンクor画像のとおり。https://t.co/CCsxobbAer#C94 #リズと青い鳥 pic.twitter.com/YEb2yaTrzJ
リズ青についてはずっと何か書こうとしていたのですが、「ウオ~書けないよーーでも書きたいよおーーー」という気持ちだけが日々爆発していたため、無理やり記述していった結果、ガチ考察だらけの当誌の中に完全にふざけきった怪文書を投稿する形になってしまいました。
いやでもわかってくださいよ、リズ青ってあらゆる面でめちゃくちゃ文面にするのが難しいんですよ。
だってあらゆる事象がただそこにあるだけで、鑑賞者が語ろうとしても、それはただ鑑賞者が無理やり鑑賞した事象に対して意味付けしているだけみたいになっちゃうんです。
普通の作品だったら「うんうん、そういう解釈もできるよね」という理解が進むんですが、リズ青については「これは俺がただそう曲解しているだけで、この作品にはそういった意味はなんら込められていなくて、他の鑑賞者だってそんなことは1ミリも思っていないのでは???」みたいな感情に悩まされ続けるんですよ。
それだけ恐ろしい作品でした。
そんな作品に立ち向かった素晴らしいテキストがたくさん収められた本になっているようです。
コミケ3日目日曜日、東“ナ”35a にてどうぞ宜しくお願いします。
最後にリズ青限界オタクツイートの一部をご覧いただけますと幸いです。
リズと青い鳥、端的に言うとこのままこの2人の気持ちを箱に詰めたものを夜な夜な寝室でこっそり眺めたいと言う感情しかなくなった 俺は無力だ
— サカウヱ (@sakasakaykhm) April 21, 2018
向井秀徳「えー、わしは今日、LIVE ZOUNDっちゅう、設備で、映画。リズと青い鳥。これをまあ、見たわけだ。なんちゅうか、女として女が、そこにいる。これをですね、とてつもなく、感じたわけだ。それでポニーテールの女が出てきて、窓を開けて夏だ、って言うんですわ。そんな彼女が透明少女。」
— サカウヱ (@sakasakaykhm) April 30, 2018
リズ青の記事、書こうとすればするほどコレジャナイ!ってなって全然書けない 言語化して表象化すること自体ですでにいろんなものが失われてる感じあってやらないほうがいい気すらしてくる
— サカウヱ (@sakasakaykhm) May 7, 2018
東京百合大学京都アニメーション学部音楽科女の感情コース山田尚子ゼミ 前期課題テーマ「『リズと青い鳥』が百合ではないことを証明せよ」
— サカウヱ (@sakasakaykhm) May 8, 2018
リズ青はなあ、百合とか、レズとか、そういうことじゃないんだ…ただ「好きがそこにある」それだけのお話なんだよ…
— サカウヱ (@sakasakaykhm) May 9, 2018
リズ青を深く理解した向井秀徳「えー、傘木希美、という女がおる。世間では鈍な女と、もっぱらの評判、である。がしかし、終盤、あの台詞を発した彼女っちゅうんは、純粋に、みぞれが聞きたかった言葉を投げかけた、わけである。傘木希美は、そういう女、というわけやな。そんな彼女が、透明少女」
— サカウヱ (@sakasakaykhm) May 16, 2018
リズ青で大切なことに気がついた向井秀徳「えーひとつ、言い忘れていたことがある。本作の舞台は、京都であり、当然、本来であれば登場人物は皆、京の言葉を使って、生きとるわけだ。そこで鎧塚みぞれが京の訛りで、好きと、つぶやく。だとしら、それは素晴らしい、ことですね。はいから狂い」
— サカウヱ (@sakasakaykhm) June 18, 2018